〜2006/02/05の報道特集(TBS系列)を見て〜




親に起こされて階下へ降りたら、ちょうどやっていた。
別に、毎回見ている番組というわけではない。
今日は、偶然見たというだけの話。

僕が見たのはオウム真理教(現アーレフ、これ以降はオウムと記)の特集だった。
でも、後から見た番組公式サイトによると、宮崎死刑囚の動静もやっていたらしい。
どちらも興味深いのだけど、自分の目で見たオウム特集についてのみ書く。

今回は、『オウム緊迫!上祐代表VS女性指導者』というタイトルだった。
出所後に代表の座に着いた上祐氏と、反抗勢力の女性幹部(名前忘れた)の確執を扱ったモノ。
馬鹿馬鹿しい、と思いながらも見てしまった。



どうやら、オウムは本格的に二分されつつあるらしい。
上祐派と反抗勢力の比率は、1対3くらいだとキャスターが言っていた。
確かに、昨年末(だったと思う)には本部から反対派が荷物を運び出したりしている様子が報道されていた。
でも、ここまで決定的に二分されているものだとは思っていなかった、というのが正直な感想。
なんだか、番組を見ている限りでは、一緒くたに考えない方が良いような気もしてくる構成になっていた。

上祐派と反抗勢力では、スタンスも結構違うらしい。
昨年12月(だったか?)に行われたというセミナーの話が出ていた。
反対勢力は、上祐派と同じ日にセミナーを行ったとか。
なんだか、上祐派に対する宣戦布告とも取れる。
お布施等の収益は、やはり上祐派が約1000万に対して反抗勢力が約3000万(人数比から考えても当然か)。

上祐派は、『過去の犯罪を悔い改めて償っていこう』という感じ。
まぁ、本音かどうかは分からないものの、社会に対する姿勢としては比較的まともな気がする。
自分たちが犯した罪を償う、というのは法治国家において当然だとも言われていた。

対する反対勢力は、『教祖への帰依を!』といった感じ。
音声のみを独自に入手したとかで、反抗勢力のセミナーの様子は少しだけ分かった。
流していたVTRには、どうやら教祖が登場していた模様。
声紋分析した結果、一部分だけで7箇所も特徴が一致したとかで、ほぼ教祖の声に間違いないと。
しかも、女性幹部は相変わらずの教祖美化。
見ていて、ちょっとうんざりした。
反省する気は皆無、という感じを拭えない。

そういえば、数年前には『教祖逮捕前のオウムが真実の姿!』なんて主張し始めていた団体で、女性が死んでますね。
ケロヨンクラブ、とかいう名前の団体。
しかも、竹刀で身体を叩くという修行の最中だった、とか。
オウム脱会信者の中でも、オバサン方が中心になってる団体だったそうです。
反抗勢力の女性幹部も、結構な歳なんじゃないだろうか。
似たような思想を持つ団体が、似たような事件を起こしたとしても、不思議じゃないですね。

『権力を凌ぐ解脱を!』だかと唱えてたんですよ、件の女性幹部。
権力=上祐代表、として考えると……凄いコトを教え込んでるような気がします。
権力転覆でも狙ってるんでしょうか。

反抗勢力のセミナーに参加した信者の手紙が、最後の方で取り上げられていて。
『過去の犯罪を反省する様子も無くて、社会に受け容れられそうもない』というようなコトが書いてありました。

しかも、機関紙の中に【グルの予言】として書いてあるそうです。
息子が次の教祖になるだろう、とかいう内容のコトが。
一子相伝、という言葉も見受けられました。



結局、対立をセンセーショナルに取り上げてみただけ、むしろ煽ってるような気もする。
まぁ……今のオウムの状態、という面では良かったのでしょうが。
個人的には、少しでもマシだと思える上祐氏に代表の座を守ってもらいたいと思うのですが。

真面目に償おうとしているヒトが、少なからずいるはずですから……ね。


■興味のある方へ■

   オウム真理教 ≫『新興宗教を考察するページ』というサイトの、オウムに関する部分です。
              あくまでも、アーレフではなく【オウム真理教】について、完結にまとめてあります。

  【宗教団体アーレフ 公式サイト】 ≫オウムの、アーレフとしての公式見解が読めます。
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